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入試情報
所沢周辺限定 埼玉県 公立高校 普通科 偏差値ランキング 保存版
※ 普通科以外の専門科・専門コースは、募集定員が少ないこともあり、毎年難易度が変化します。そのため、このランキングには掲載しておりません。
※ 公立高校の学区は2004年度入試より撤廃されましたが、所沢市からの通学時間が1時間を超えうる学校は掲載しておりません。
※ 男子校は青色、女子校は赤色。学校選択問題実施は太文字。
埼玉県 旧1学区・旧8学区
偏差値 | エリア | |||
---|---|---|---|---|
浦和方面 | 大宮方面 | 川口方面 | 越谷・草加方面 | |
ss67 | 浦和高校 浦和第一女子高校 市立 浦和高校 ![]() |
![]() 大宮高校 |
![]() ![]() ![]() 春日部高校 |
|
ss63 | ![]() ![]() 浦和西高校 ![]() |
![]() 蕨高校 |
![]() ![]() 越谷北高校 ![]() |
|
ss60 | ![]() ![]() 市立 浦和南高校 |
![]() 市立 大宮北高校 伊奈学園総合高校 |
川口市立高校 川口北高校 |
越ヶ谷高校 |
ss55 | ![]() 浦和北高校 与野高校 |
![]() ![]() ![]() 大宮光陵高校 |
![]() ![]() ![]() 南稜高校 |
越谷南高校![]() ![]() 草加高校 |
ss50 | ![]() ![]() ![]() 浦和東高校 |
![]() 大宮南高校 |
川口高校 | ![]() 越谷西高校 草加南高校 ![]() |
ss45 | ![]() 大宮武蔵野高校 大宮東高校 ![]() ![]() |
![]() 鳩ヶ谷高校 ![]() ![]() 川口東高校 |
草加東高校![]() ![]() 越谷東高校 三郷北高校 草加西高校 |
|
![]() ![]() ![]() 大宮中央高校 |
![]() 川口青陵高校 |
松伏高校![]() 三郷高校 |
埼玉県 旧2学区・旧3学区
偏差値 | エリア | |||
---|---|---|---|---|
坂戸方面 | 新座・朝露・和光方面 | 川越・所沢方面 | 入間・挟山・飯能方面 | |
ss67 | ![]() ![]() 川越高校 川越女子高校 |
|||
ss63 | ![]() ![]() 所沢北高校 ![]() |
|||
ss60 | 和光国際高校![]() ![]() |
![]() 川越南高校 所沢高校 |
||
ss55 |
松山高校 坂戸高校 ![]() 松山女子高校 |
![]() ![]() ![]() ![]() 朝霞高校 |
![]() ![]() ![]() 市立 川越高校 所沢西高校 |
|
ss50 | ![]() ![]() ![]() 坂戸西高校 |
![]() ![]() 朝霞西高校 ![]() |
![]() ![]() 豊岡高校 入間向陽高校 |
|
ss45 | ![]() ![]() 小川高校 |
![]() ![]() ![]() 志木高校 ![]() |
川越西高校 所沢中央高校 |
![]() ![]() ![]() ![]() 飯能高校 |
![]() ![]() 鶴ヶ島清風高校 日高高校 越生高校 |
新座柳瀬高校![]() ![]() 新座高校 和光高校 |
![]() ふじみ野高校 ![]() 富士見高校 川越初雁高校 |
狭山清陵高校![]() 飯能南高校 |
埼玉県の高校「本当に強いのはどこ?2022」
※ 高校進学ガイド(発売:中央公論社)より引用
国公立大学は私立大学とは違って1人1校!
国公立大学 合格者数ランキング
受験情報誌などを見ると、『現役大学進学率』は概ね私立高校の方が高く、私立高校の中には80%を超えるところも少なくはない。そのため、私立高校の募集担当者は『現役大学進学率』や『現役大学合格率』を用いて、県立高校との違いをアピールするが、その言葉をそのまま鵜呑みにするのは少し危険だ。なぜなら、県立上位校の生徒は「学費が私立よりも破格に安い」という言い訳も手伝い、納得のできない結果であれば浪人することも厭わない、そんな環境にあるからだ。
一方、私立は逆にその学費の高さから、浪人は選びにくく、たとえ納得できない結果でも進学する傾向にある。そこに加えて、今の時代私立大学であれば、選ばなければどこかには入学できる。名前さえ書ければ受かってしまうような大学だって出てきている。
そう、大学は今や『進学率』などではなく『進学先』が重要なのだ。
とはいえ、高い学費を支払って私立に通わせ、卒業後に行くところが無くて浪人では、さすがに困ってしまう。結果的に、私立高校の場合、『現役進学率』『現役合格率』は高くなることになる。しかし、これでは何の参考にもならない。繰り返すが、大事なのは、進学先なのだ。どこへ何人進学しているのか、その結果をもって判断すべきであろう。
そこで、注目したいのが「国公立大学への合格者数」である。国公立大学は、学費の安さ、伝統的な校風、教育環境の充実など人気が高い。しかし、募集定員も少なく、受験の教科数も多いということで、概ね難関だ。また、一人で何校でも受けられ、何校も合格、のべ人数で表記される私立大学ではなく、一人一校しか合格できない国公立大学への合格者数は、その高校の本当の実績を表しているとみていい。
さて、埼玉県で本当に強い高校は一体どこなのだろうか。
順位 | 高校名 | 合格人数 |
---|---|---|
1位 | 県立 浦和高校 | 257名 |
2位 | 県立 大宮高校 | 212名 |
3位 | 私立 栄東高校 (一貫部を含む総数) |
208名 |
4位 | 県立 川越高校 | 183名 |
5位 | 県立 浦和第一女子高校 | 166名 |
6位 | 県立 春日部高校 | 160名 |
7位 | 市立 浦和高校 | 151名 |
8位 | 私立 大宮開成高校 (一貫部を含む総数) |
121名 |
9位 | 県立 熊谷高校 | 118名 |
10位 | 県立 川越女子高校 | 113名 |
順位 | 高校名 | 合格人数 |
---|---|---|
11位 | 県立 越谷北高校 | 110名 |
12位 | 県立 不動岡高校 | 106名 |
13位 | 県立 蕨高校 | 99名 |
14位 | 県立 所沢北高校 | 94名 |
私立 星野学園高校 (一貫部・共学部・女子部を含む総数) |
86名 | |
17位 | 私立 開智高校 (一貫部を含む総数) |
84名 |
19位 | 県立 浦和西高校 | 79名 |
20位 | 私立 川越東高校 | 72名 |
22位 | 県立 川口北高校 | 61名 |
23位 | 私立 浦和明の星女子高校 (完全中高一貫校) |
55名 |
24位 | 私立 淑徳与野高校 (一貫部を含む総数) |
53名 |
27位 | 県立 越ケ谷高校 | 48名 |
29位 | 私立 狭山ヶ丘高校 (一貫部を含む総数) |
45名 |
30位 | 県立 伊奈学園総合高校 (一貫部を含む総数) |
43名 |
※ 11位~30位までの高校は、所沢市内より通学可能な高校のみ記載しております。
難関大学への進学者数は? 大学別 合格者数ランキング
首都圏最難関と言われる国立大学の合格者数
順位 | 高校名 | 合格人数 |
---|---|---|
1位 | 県立 浦和高校 | 46名 |
2位 | 県立 大宮高校 | 15名 |
3位 | 私立 栄東高校 (一貫部を含む総数) |
12名 |
4位 | 県立 浦和第一女子高校 | 6名 |
5位 | 県立 川越高校 | 4名 |
市立 浦和高校 | 4名 |
順位 | 高校名 | 合格人数 |
---|---|---|
1位 | 県立 浦和高校 | 10名 |
2位 | 県立 大宮高校 | 5名 |
県立 川越高校 | 5名 | |
4位 | 県立 春日部高校 | 4名 |
5位 | 県立 浦和第一女子高校 | 3名 |
順位 | 高校名 | 合格人数 |
---|---|---|
1位 | 県立 大宮高校 | 16名 |
2位 | 県立 浦和高校 | 14名 |
3位 | 県立 川越高校 | 10名 |
4位 | 市立 浦和高校 (一貫部を含む総数) |
6名 |
5位 | 県立 浦和第一女子高校 | 4名 |
県立 越谷北高校 | 4名 |
順位 | 高校名 | 合格人数 |
---|---|---|
1位 | 県立 浦和高校 | 19名 |
2位 | 県立 川越高校 | 8名 |
県立 浦和第一女子高校 | 8名 | |
4位 | 県立 大宮高校 | 7名 |
5位 | 市立 浦和高校 | 5名 |
私立の双璧、早慶の合格者数
順位 | 高校名 | 合格人数 |
---|---|---|
1位 | 県立 浦和高校 | 170名 |
2位 | 私立 栄東高校 (一貫部を含む総数) |
122名 |
3位 | 県立 川越高校 | 118名 |
4位 | 県立 大宮高校 | 115名 |
5位 | 市立 浦和高校 (一貫部を含む総数) |
79名 |
6位 | 県立 浦和第一女子高校 | 66名 |
7位 | 私立 浦和明の星女子高校 (完全中高一貫校) |
62名 |
8位 | 私立 大宮開成高校 (一貫部を含む総数) |
56名 |
9位 | 私立 淑徳与野高校 (一貫部を含む総数) |
55名 |
10位 | 県立 春日部高校 | 48名 |
順位 | 高校名 | 合格人数 |
---|---|---|
1位 | 県立 浦和高校 | 102名 |
2位 | 私立 栄東高校 (一貫部を含む総数) |
96名 |
3位 | 県立 川越高校 | 51名 |
4位 | 県立 大宮高校 | 49名 |
5位 | 県立 春日部高校 | 42名 |
6位 | 私立 浦和明の星女子高校 (完全中高一貫校) |
32名 |
7位 | 私立 大宮開成高校 (一貫部を含む総数) |
31名 |
8位 | 市立 浦和高校 (一貫部を含む総数) |
24名 |
9位 | 県立 浦和第一女子高校 | 18名 |
私立 川越東高校 | 18名 |
※ 各校それぞれ、卒業生の人数また指導期間が異なるため、単純に人数だけで比較はできません。たとえば、人数でいえばランキング内の高校で最も少ない浦和明の星は一学年の定員が160名、最も多い星野高校は650名です。
最後に
大学入試制度改革初年度であることに加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が教育現場にも及び、未曽有の事態が重なった2021年度大学入試。蓋を開けてみれば、難関大学の合格実績は、県立高校勢が軒並み上位を占める結果となり、これまで上位常連だった私立高校勢の名前は消えた。
「まさか、これほどまでとは・・・。」埼玉県内私立難関校の先生らは、思わぬ結果に肩を落とした。私立高校最大の武器は、「入試問題の分析と対策」と「公立の1.5倍もの授業時間数」を柱とした徹底した大学進学指導であった。「県立王国」として名高いここ埼玉県において、旧制中学ナンバースクールの流れを汲む名門校(浦和高校、川越高校、春日部高校、熊谷高校)を頂点とする伝統的なヒエラルキーに挑むべく、私立高校は「私立ならでは」の面倒見のいい指導スタイルを活かし、その地位を高めてきた。事実ここ十数年で、栄東や開智、大宮開成を筆頭に、県内の名門県立を凌ぐ進学実績を出すような私立高校も出てきた。しかし、2021年度大学入試の結果は、先に見た通りとなった。
一体、何が明暗を分けたのだろうか。川越高校から慶応義塾大学へ合格したある生徒は、こう述懐する。「コロナで高校が休みになり、自分で決めた学習計画に時間をかけることができた。」入試制度改革、新型コロナ…パラダイムが変わるとき、問われるのは、個人の柔軟な対応力と確固とした実行力ではないだろうか。
人生、他者に管理され、指示を待ち、受動的にこなす作業をするだけでは越えられない壁もあろう。県立にせよ私立にせよ、大学進学実績はあくまで一つの指標として参考にとどめ、高校では自律して能動的に学問を行う習慣や能力を養って欲しい。