東所沢教室より
見識を広める (2014/06/05)
土がしっかり耕されていなければ、種を蒔いた後、肥料をいくら撒いても、水をいくら与えても、すばらしい収穫は見込めないのだそうです。
土壌の育成は、種を蒔き始めた後からでは限界があります。
だからこそ、種を蒔く前にどれだけのことができるか、そこが大切なのだそうです。
人間と農作物で比較するというのもおかしな話ですが、
教育においても、同じことを同じ時間与えれば、同じ成果が出るとは限らない、という意味では同じです。
しっかりとした土壌(性格)が育っていることがなにより大切で、そこを焦らずにしっかりと育てる。
そこがしっかりした後であれば、蒔いた時期は遅れても、蒔いた瞬間からぐんぐん伸び、たくましく育っていきます。
小学生の間に心をしっかりと耕しておくことの大切さを、後になってから悔やんでも、現実はなかなか間に合いません。
中学生になると途端に忙しくなりますし、反抗期なんかも重なって、素直に親の言葉を聞いてくれなくなります。
また、自分の世界もできていきますから、家族で旅行したり博物館へ行ったりなんてことも、そうそうできなくなります。
さて、前置きが長くなりました(^^;;
6月14日(土)、ウィルの恒例行事、社会見学として小学生を博物館に連れて行きます。
今年は、科学技術館です。
去年の上野の国立科学博物館も良かったですが、今年はより体験型かつ理系に特化した博物館を選びました。
引率の先生は、理系大学生を中心に選出。
1人の先生に3~5人の生徒という少人数班にして、物理科学に触れさせつつ、子どもたちの驚きをきっかけに、興味を引き出し広げていく。
必ずや、子どもたちの心を育てる一助になることでしょう。
毎年、人気の企画。多くの子どもたちの参加を願っています。
あ、費用は交通費と入館料と昼食代です。
江戸城の石垣や堀を眺めながら、青空の下、みんなで昼食なんてのもいいんじゃないでしょうか(^^)
2014年6月5日 1:26 PM |
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