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東所沢教室より

今の時代 (2014/06/05)

『自分の子どもにスマホを持たせるか?』 スマホ中毒となって崩れていく生徒を間近に見て、僕がどれだけ苦悩しているかを知っているウィルの若者、講師陣に聞いてみました。 「俺なら絶対に持たせない!君はどう思う?」と聞いたので、「僕も持たせません」と答えるのかと思いきや、ほぼ全員が『持たせますね。』という返事。 意外だったものですから、驚いて『なぜ⁉︎』と問いかけると、交友関係が絞られてしまうことを一番に挙げました。 加えて、『しっかりと制限すればいいことですから』と、まあ、さらっと言いのけるわけです。 そんな簡単じゃないんじゃないか?とさらに突っ込んでみると、 『僕もそうでしたし、周りもそうでしたけど、親がしっかりと抑えられれば問題ありませんよ。親が子どもを抑えられないからダメなんです。』 そっかぁ?そんなこと言うけど親は大変なんだぞ?なんて、苦笑い。 確かにテレビが自宅に一台当たり前になって数年後を生きた僕らも、きっとテレビばっかり観てる子どもが増えて云々、なんて話はあったことでしょう。 だからといって、テレビは無ければいい!は遡って考えると極論過ぎです。 新聞世代、ラジオ世代、と時代が進むに連れて、容易に、そしてより受動的に情報を手に入れることができるようになりました。 それだけに、きっと情報吸収力(読み取る力や聴き取る力)は下がっているのでしょう。 (いや他にも、テレビを観ている時間が増えたことで失ったモノはきっとあります。家の手伝いの時間や外で走り回る時間はきっと激減したんじゃないでしょうか。) しかし、容易に多くの情報を手に入れられるようになった今の時代、そんな力はもはやさほど必要ではなく、情報を処理し、思考し、発展させる力の方が求められるようになってきたと考えられます。 そう考えると、 ・スマホに操られることなく、使いこなすように育てる。 ・ゲームをやりたい!など、欲望をコントロールできるように育てる。 そういう人間性を育てることが大切で、それが親に求められる教育なのかもしれません。 (もちろん我々もそう育てますが、家にいる時間が圧倒的に長いですので、やはり親の力が大きいです。) まだ仮説ですが。

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